ロールス・ロイス・モーター・カーズ(本社:英国ウェストサセックス州グッドウッド)は本日、新たなモデルシリーズの第1弾となる新型高級サルーン 『ロールス・ロイス ゴースト』を日本で初公開しました。ゴーストは、9月のフランクフルト・モーターショーで世界デビューを果たした最新モデルで、従来のモデルに比べてコンパクトかつダイナミックながら、モダニズムと伝統が融合した新しいロールス・ロイスです。 このたびの日本における初公開に合わせて、正式に受注を開始します。
新モデル発表に際して、ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア・パシフィック担当リージョナル・ディレクターのコリン・ケリーは次のように述べています。「今年3月に発表したエクスペリメンタルモデル『200EX』が世界中で高い評価を受けたことで、そのデザインに大きな変更を加えることなく生産モデル化されたものが今回のゴーストです。格式張らない雰囲気の中に洗練された現代性が見事に調和し、ロールス・ロイスの魅力を大きく広げています。世界中でこの新モデルに関心を示されている方々のうち約85%がこれまでにロールス・ロイス車を所有したことのない新規のお客様となります。」
新モデルゴーストは、新型の4輪独立式エアサスペンションシステムとドライバーアシスタンスシステムを備え、余裕あるハンドリングと高い安全性を実現しています。ゴーストのエアサスペンションシステムは非常に精度が高く、車内空間のわずかな変化にも対応します。例えば、後席部のパッセンジャーがシートの端からもう片方の端に移動しただけでも、その移動に合わせてサスペンションを補正します。またリフトアップ&ニールダウン機能により車高を上下に25 mmずつ、3段階に調節・設定することができます。
左右のフロントドアには、それぞれテフロンコーティングされた傘が内蔵されています。一方、ロールス・ロイス独自のリア・コーチドアは83度の角度まで大きく開きます。インテリアスペースは自然光があふれる明るい空間です。フロントからリア・コンパートメントまで続くオプションのパノラマ・サンルーフを装備することで、車内により一層光を取り入れることができます。4ゾーンのオートマチック・エアコンディショニングや、ラウンジシート、またはオプションでマッサージシートを装備できるインディビジュアルシートなどの組み合わせがパッセンジャーの快適性を高めます。
ゴーストは、これまでに製造されたロールス・ロイスの中で最もパワフルなモデルです。ただし、その優れた性能は、ロールス・ロイスならではの余裕に満ちた形で発揮されます。洗練されたパフォーマンスをもたらすゴーストのドライブトレインは、独自の6.6リットルV12気筒ツインターボエンジンとZF製8速オートマチックギアボックスによって構成され、これにより、セグメントトップ水準の燃費(複合燃費: 20.8mpg / 13.6 l / 100km)とCO2排出量(317g/km)を実現しています。
最高出力は563 bhp / 420kW / 570PS @ 5250rpm。最大トルク780Nm / 575lbは、わずか1500rpmで得られます。停止状態からわずか4.9秒で100km/hに達し、最高速度は250km/h(リミッター制御)です。
また、ゴーストには、複雑な電子制御機能が数多く搭載されており、いかなる路面でもスムーズな走りを支えます。これらの機能には、アンチロール・スタビライゼーション、ダイナミック・ブレーキ・コントロール、およびダイナミック・トラクション・コントロールとコーナリング・ブレーキ・コントロールを含むダイナミック・スタビリティ・コントロールなどがあります。ゴーストの操舵性と確かな安全性を支えるシステムは、ドライバーやパッセンジャーが気づかないほど自然に一体となって機能します。
2009年販売モデルおよびメーカー希望販売価格(消費税込、車両本体価格)
ゴースト 2009年9月発表 ¥29,000,000
ロールス・ロイスの販売は、正規販売代理店であるロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜(Nicole MotorCars株式会社:神奈川県川崎市幸区戸手2-5-7)が取り扱っています。 Nicole MotorCars 株式会社30年以上にわたって日本の高級車市場で事業活動を展開しているニコル・グループの一員です。