ブッフローエが日本に託した、最後の傑作。

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2025年12月31日。自動車ファンにとって、忘れられない日が訪れました。
ドイツ・ブッフローエにある自動車メーカー「アルピナ」の商標権がBMWグループへ完全に譲渡され、ボーフェンジーペン家による独立した自動車メーカーとしての歴史に、ひとつの区切りがついたからです。

「もう、あの“魔法の絨毯”のような乗り味を持つ、生粋のアルピナを新車でオーダーすることはできないの?」そんなふうに少し寂しい気持ちになっている方もいらっしゃるかもしれませんが、 46年間にわたり日本にアルピナの哲学を伝え続けてきた「ニコル・オートモビルズ」には、メーカーとしての最終章を飾るにふさわしい傑作たち――「B4 GT グランクーペ」「D3 S」そして「XB7 Manufaktur」の確保分が、まだ残されています。

ブッフローエ産であることの意味

これからのアルピナも、BMWのラグジュアリー・ラインとして素晴らしい車であり続けるでしょう。しかし、2025年までに生産されたモデルには、やはり特別な意味があります。 それは、創業家であるボーフェンジーペン・ファミリーが、開発から生産の最終工程まで直接目を光らせ、エンジニアたちがワインを熟成させるように仕立てた「ボーン・アンド・メイド・イン・ブッフローエ(Born and Made in Buchloe)」の純血種であるということです。

日本のファンのために確保していた最終発注分。

これらは、単なる「在庫車」ではありません。歴史的な転換点において、日本へ送り出された「未来へ語り継ぐべき遺産」のような一台です。以下のモデルをニコル世田谷、青山ショールームにてご用意しております。

究極のグランドツアラー「BMW ALPINA B4 GT Gran Coupé」

アルピナの歴史において特別な意味を持つ「GT」の称号を与えられたB4 GT。
3.0リッター直列6気筒ビ・ターボ・エンジンは、最高出力364kW(495PS)という力強いパワーを持っていますが、その振る舞いはあくまで紳士的です。

強化されたボディと、アルピナ・スポーツ・サスペンションの組み合わせは、路面の凹凸を何事もなかったかのように吸収し、ドライバーには心地よい接地感だけを伝えてくれます。

美しいクーペのスタイルに、4ドアの使いやすさを兼ね備えたこのモデルは、長く付き合える「あがり」の1台にふさわしい存在です。 ブッフローエの職人が手作業で仕上げたラヴァリナ・レザーのステアリングを握り、アクセルを踏み込んだ瞬間、「GT」の本当の意味を感じていただけるはずです。

スポーツ・ディーゼルの頂点「BMW ALPINA D3 S」

「やっぱりアルピナといえばディーゼル」というファンの方も多いのではないでしょうか。その最新モデルであり、到達点とも言えるのが『D3 S』です。

特筆すべきは、最大トルク730Nmという驚異的なパフォーマンスです。この圧倒的な力は、わずか1,750回転という低回転域から湧き上がり、右足にほんの少し力を込めるだけで、背中をグッと押されるような加速と、巨体がふわりと前に出るような軽快感をもたらします。

街中での発進や高速道路での合流で感じる、この有り余る「余裕」こそがD3 Sの真骨頂です。しかも、ディーゼルでありながら高回転まで澱みなく吹け上がる、まるでガソリン・スポーツエンジンのような爽快なフィーリングも併せ持っています。

どこまでも走っていける長い航続距離と、山道をスポーツカーのように駆け抜ける身軽さ。この二つを、アルピナは高いレベルで両立させています。 D3 Sがあれば、毎日の移動が「至福の時間」に変わります。この感覚こそ、ボーフェンジーペン家が追求し続けたドライビング・プレジャーの真髄なのです。

至高のラグジュアリーSUV「BMW ALPINA XB7 Manufaktur」

「Manufaktur(マヌファクトゥーア)」という言葉が示す通り、この車はアルピナのクラフトマンシップの粋を集めて作られた特別なモデルです。

心臓部に収まるのは、4.4リッターV8ビ・ターボ・エンジン。最高出力621PS、最大トルク800Nmという途方もないパワーを誇りながら、アルピナ専用チューニングのエア・サスペンションによって、まるで雲の上を進むかのような極上の乗り心地を実現しています。 23インチの鍛造ホイールや、職人の手仕事を感じさせるインテリアのディテールは、まさに「動く芸術品」。

全長5メートルを超えるボディサイズを感じさせない軽やかな身のことなしは、アルピナマジックそのもの。家族や大切なゲストを乗せて、どこまでも快適に、そして誰よりも速く移動できる、世界最高峰のSUVです。

46年間の絆が生んだ、最後の贈り物

ニコル・オートモビルズの公式サイトには、2025年12月に公開された「46年間の思いを込めて」というメッセージが掲載されています。そこには、単なるインポーターとメーカーという枠を超えた、ニコルとアルピナ・ファミリーの深い信頼関係が綴られています。

今、ショールームでご案内できるB4 GTやD3 S、XB7 Manufakturは、その長い絆があったからこそ日本に届けられた特別な車両たちです。ボーン・アンド・メイド・イン・ブッフローエの新車を手に入れるチャンスは、これら車両が最後となります。迷っている時間はあまりないかもしれません。 この「最後の新車」のオーナーになるということは、自動車史における最も美しい物語の、最後のページをご自身のものにするということです。

※在庫状況は常に変動しています。詳細はニコル・ショールームへお問い合わせください。

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